![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |


夜12時近く、自宅の電話が鳴った。メキシコ旅行が当たったとの連絡…。「おいおい、こんな時間におかしいだろう!!」ということで、自分も悪戯かと思ったし、それ以上に両親が信じなかった。が、本当だった。旅行って本当に当たる人っているんですね(笑)不思議な時間はこの時から始まったようです。
空港に着いて、何やら不思議なゴミ袋(黒い袋)をいただきました。中身は「東ハト 暴君ハバネロ」グッズ。「ひえ〜荷物になるけどめっちゃ貴重なプレゼントやないですか!!」しかも「暴君ハバネロの素」あり。何かにふりかけたら「暴君」に変身できるの?
![]() |
![]() |
時差15時間、メキシコの地に向けて旅立ちました。が、そう易々と「悪夢のメキシコ6日間の旅」は進みません。乗り換えのヒューストンで天候不良のため足止め。急遽、ヒューストンのホテルに宿泊。トランジットには要注意と言われていたけど、「何も起こらないだろう…」と荷物は全部飛行機に預けちゃったよぅ…。きついなぁ…。飛行機では寝れなかったし、この旅行、マジでハードかも。ともかく不安はさておき寝るしかない、間違いない。
朝は臨時便の飛行機に乗るため、めっちゃ早起き…。でも、不思議と体は動くのです。旅行に対する期待のおかげ?? で、メキシコ・オアハカに到着。入国審査には笑えました。ボタンを押して、青ランプが点灯した人はそのまま入国できるのに、赤になった人は荷物検査。その基準はくじ引きみたいなものらしい。あまりに原始的である。メキシコは治安が良くないと言われてるが、いったいどんな国なんだろうか…。空港からでてみると、メキシコの空は青い!!緑が濃い!!気持ちがウキウキする素敵な環境であった。
まずはホテルに行き、お着替え。はぁ〜すっきりすっきり。昨日のトラブルは忘れましょう。
現地日本人ガイドの方に説明を受けながら、市内観光へ。さっそく市場・民芸品店を見学。市場の入り口には、赤い芋虫を乾燥させたものが山盛り。確か、お酒に漬けるとかいってたかな?ま、日本でイナゴの佃煮を食べるのと同じ感覚と思えば違和感なしだね。そして山のようなドクログッズ、ドクロの砂糖菓子、死者の日用のパン。はぁ〜幸せぇ〜♪ドクロ好きの人間には、いくら時間があっても足りない空間です。日本では拝見できないドクログッズに感動でした。
![]() |
![]() |
その後に訪れたサントドミンコ教会はしっとりした雰囲気。周囲には人が多いのに、それを感じさせない。教会の黄土色青空のコントラストが本当に素敵でした。スペインに侵略された背景を考えると複雑な気持ちでした。植民地にされなければこんな教会もなかったろう。それはそれで寂しいかもしれない…。でも、メキシコの本当の伝統も残っていたのかもしれない。
オアハカ文化博物館では、素敵なドクロとご対面。昔の埋葬って今と比較すると、とっても神秘的。飾りつけが綺麗でした。死者を飾りつけていた昔、死者に対する恐怖は今よりなかったのかもしれない。ドクロを「怖い」とか「気持ち悪い」とか昔は感じなかったのかもしれない。…ドクロ好きの私は、もしや古代人??
夜は死者の日のパレードへ。仮装パレードは本当に派手!!子供達も異国の私達に可愛い笑顔を見せてくれた。東ハト・篠原さん扮する暴君ハバネロ様。本当にパレードに参加しても違和感ありませんでした(笑)しかし、お世辞にもうまくはない演奏でも盛り上がるのって、やっぱり勢いなんでしょうね。手の込んだ着グルミばかりで、死者の日の大きさを感じました。
ちなみにキャップにジーンズに黒いジャケットの自分は♀なのに「セニョール」って笑われました…。確かに男の子っぽかったけど、まさか海外でもこんな冷やかしがあるとは…。世界各国、笑いのネタは共通しているようだ。
さて、その後にはホホカトラン村の儀式の様子を観に行きました。お墓に捧げられたマリーゴールドのオレンジ、蝋燭のオレンジが暗闇の中、綺麗に浮かんで見えました。夜のお墓なのに、全然怖くなかった。土地も変われば、感覚も変わる?
![]() |
![]() |
世界遺産モンテアルバン遺跡に行きました。小高い山の上にある遺跡から眺める景色は最高。絵の具のような空と緑。こんな土地にこんな素晴らしい建築物をつくった人々は今の人類よりも努力家で根性があったのかもしれない。ここでも、ドクロ様を沢山拝見。頭蓋骨に穴が開いていたどドクロ様…。恐らく、治療のために開けられたらしいが、昔は麻酔なんてなかったのでは…と考えると自分の頭蓋骨が軋む。石に描かれた絵にも、内臓が描かれているものがあった。治療を描いてるのか、残酷なものなのか、その時代に生きていた人にしかわからない。
レストランでオアハカ料理を堪能。モーレというトウガラシが入ったソースがでてきました。トウガラシが入っているのにそんなに辛くない。カカオベースのモーレソース、想像すると気持ち悪いかもしれないけど、一番美味しかった。
さて、オアハカを離れ、メキシコシティを経由してハバネロの聖地(?)メリダへ。オアハカは夜が寒くて一日の間に四季感じるような気候でしたが、メリダは暖かい。さすが、観光地カンクンの近隣地である。
メリダ市内の市場を見学。現地の生活がどんなものかが分かる。市場では、ハバネロの緑、トマトの赤がとっても綺麗。ハバネロって赤のイメージだけど、シシトウみたいに緑で光沢があるのですな。
さて、メキシコで生産している1/6の生産量を誇るハバネロ王の工場へ。ハバネロ工場なんて、一般旅行では行けないじゃないですか!!某農業大学出身の自分はウキウキです♪いや〜出荷作業や、加工作業を見学できて幸せでした。工場で働く方々はマスクせずに作業されてましたが、見学させていただいた私達はマスクをしていても「ゲホゲホ」…。情けないっす。工場を見学させていただいた後、ハバネロ王所有のハバネロ畑に行きました。地元メディアも来ているのを見ると、ハバネロ王ファン・カルロス氏…予想以上に只者ではないようです。
畑は赤土でした。決して肥えてる土ではないが、この土がハバネロ様の美味さを際立たせるそうです。赤い土に緑のハバネロ…。う〜ん、農業万歳!!ちなみにこの前のハリケーンの影響は少し受けたようです。葉っぱが痛んでいる箇所もありましたが、生産量は去年を大幅に上回る見込みらしい。
昼食は、村民の方々と食事会。言葉は通じなくても、何とかなるもんですが、もう少し準備してくるべきでした。
夜にユカタン大学へ。東ハト・篠原さん、沢山質問する姿に職人魂を感じました。
もう帰国しなくてはなりません。早い…。しかし、沢山トルティージャを食べたし、チキンを食べた。ま、何とか日本に無事に帰国できそうだと思っていたのがいけないのか、最後にトラブルを招いてしまいました。トランジット恐るべし。確かにトランジット時間が短く、厳しかった。しかし、まさか一番お世話になったスタッフ様をヒューストンに残らせてしまう結末を招くとは…。
「暴君ハバネロとゆく 悪夢のメキシコ6日間の旅」は本当にいろんなことがあった。トラブルもあったが、自分にとっては一生に一度の経験の貴重な経験をさせていただきました。皆、生きて帰国できたし、トラブルもいつか良い思い出と笑える日がくるのであろう。
この企画に感謝、感謝です。
