「アコムでお金を借りたい!」というときに、最大の難関となるのが「審査」ではないでしょうか。
アコムには審査があり、審査に通過しないことには借入もできないからです。
そのため、「アコムの審査に落ちる理由を知っておきたい!」という人も多いかと思います。
その考えは正しいです。
審査落ちの理由を知っておけば、アコムの審査に通って借入できるか否かを判断しやすくなります。
この記事を読んでアコムの審査落ちの理由を知り、審査に通りそうかチェックしてみてください。
アコムの審査に落ちるのは「申込情報」か「信用情報」に問題があるから
まず、アコムの審査に落ちる原因を大きく分けると次の2つになると知っておきましょう。
- 申込情報に問題がある
- 信用情報に問題がある
上記の2点を知っておくことで、今回の記事の解説が理解しやすくなるため、ぜひ詳細を確認しておいてください。
申込情報は申込時に申告する情報のこと
申込情報とは年齢や氏名、年収、職業などの申込時に申告する情報です。
申込情報は審査に使われ、申込者の返済能力を計る判断材料にされます。
よって、年収が極端に低かったり、職業に問題があったりしますと、返済能力不足と判断されてしまい、審査落ちの原因になります。
信用情報は信用取引の履歴のこと
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの信用取引の記録です。
信用情報は「信用」という名のつくとおり、申込者のお金に関する信用を調べるために確認されます。
たとえば、以下のような項目ですね。
- 毎月きちんと返済しているか?
- 過去に債務整理などの金融事故を起こしていないか?
- どのようなお金の借り方をしているのか?
また、信用情報は申込者のお金に関する信用だけでなく、次のような項目から返済能力を確認するにも使われます。
- 今いくら借金があるのか?
- 毎月の返済負担はどのくらいか?
このため、信用情報に記録されている情報が審査に影響し、審査落ちの原因になるケースが多々あります。
アコムの審査に落ちる原因はこの6つ!よくある原因まとめ
ここまで解説したように、アコムの審査に落ちるのは「申込情報」と「信用情報」に問題があるケースがほとんどです。
それを踏まえた上で、審査落ちの原因をもっと細かくすると、次のようになります。
- 職に就いていない
- 毎月収入がない
- 年収が極端に低い
- 他社の返済状況が良くない
- 他社借入が多過ぎる
- 信用情報がブラックリスト化している
それでは、それぞれの審査落ちの原因について次章より確認していきましょう。
職に就いていない
職に就いていない人はアコムの審査に通りません。
無職ですと収入がないと見なされ、返済できるお金がないと判断されてしまうからです。
毎月収入がない
毎月収入がないと審査落ちになる可能性が高いです。
アコムの申込条件には「安定した収入」という項目がありますが、これは「毎月収入があるか?」という意味です。
よって、年収が高い人であっても、毎月収入がない状態ですと審査落ちになる可能性があるので注意してください。
年収が極端に低い
「年収が50万円にも満たない・・・」というように、年収が極端に低いと審査に通りづらいです。
年収が低いとその分だけ、返済に使えるお金も少なくなり、延滞や貸倒れのリスクも高まるからです。
アコムのようなカードローンの場合、年収は最低でも100万円以上ないと審査落ちになりやすいとされるため、年収100万円以上あったほうが安心できます。
他社の返済状況が良くない
クレジットカードやローンの返済を延滞したことがあったり、現在進行形で延滞中であったりすると、審査落ちの原因になります。
とくに現在進行形で延滞中の場合はほぼ確実に審査に通りません。
他社借入が多過ぎる
他社借入が多過ぎると「総量規制」に引っかかってしまう恐れがあります。
総量規制とは、貸金業者の融資は借り手の年収の1/3までという法律です。
アコムはこの総量規制の対象です。
そのため、消費者金融や信販会社、クレジット会社(クレジットカードのキャッシング枠)で借入している際は、その金額が年収の1/3以下でなくてはいけません。
また、銀行カードローンなどの借入にも気をつけてください。
銀行カードローンなどは総量規制の対象になりませんが、アコムの審査時には借入額と借入件数を確認されます。
借入額と借入件数が多いと、「これ以上の融資は返済できなくなる恐れがある」と判断される可能性が高まり、審査落ちの原因になることがあります。
借入が年収の3分の1付近まできて、総量規制オーバーで審査落ちになる人は、おまとめローンおすすめで借入を一本化するのも良いでしょう。
アコムは貸金業法に基づく借り換え専用ローンを商品として出しています。
借入が100万円以上あるのであれば、アコムで一本化することで金利は15.0%以下に下がります。
そのため、18%の消費者金融から複数借りている人は、おまとめすることで、返済も楽になるのです。
信用情報がブラックリスト化している
信用情報がブラックリスト化していると、アコムの審査にはほぼ通りません。
ブラックリスト化とは、信用情報に「金融事故」の記録がある状態を指します。
金融事故とは、信用情報機関で「重大な事故情報」として扱われるものであり、長期延滞や債務整理などが代表的です。
信用情報に金融事故の記録があると、高確率で返済能力や信用がないとアコムに判断されてしまうため、審査には通りません。
アコムの審査では「在籍確認」がある!対応できないと審査に通らない
カードローンには「在籍確認」があると聞いたことはないでしょうか。
在籍確認とは、申込者の勤め先の確認を電話でする作業です。
この在籍確認はアコムにもあります。
よって、アコムに申し込みすると、申込時に申告した勤め先へ電話がかかってきます。
在籍確認の電話に対応できないと審査に通らないので注意してください。
ただし、在籍確認は難しいものではありません!
在籍確認は、「申込者は申告した勤め先に所属しているか?」という点を確認するだけですので、早ければ1分もかからず終了します。
申込者本人が電話にでなくても、電話した会社に在籍しているかの確認はできるため、自分で対応できない場合は勤め先の人に対応してもらっても問題ありません。
電話も「非通知・担当者の個人名」でされるため、アコムからの電話だとはわからないように配慮があります。
「申込ブラック」が原因でアコムの審査に通らないこともある
審査落ちしたときの保険にと、複数社に申し込みをする人もいるようです。
しかし、これをやるのはおすすめできません。
「申込ブラック」という状態になり、審査に通りづらくなる可能性があるからです。
短期間に複数社に申し込みする人と、アコムに次のようなことを警戒されてしまいます。
- かなりお金に困っている多重債務者なのでは?
- 大きな問題を抱えており各社で審査落ちになっているのでは?
- 不正利用が目的なのかも?
上記のようなことを警戒され、審査に悪影響がでて、審査落ちになるケースも否定できないのです。
よって、短期間に複数社に申し込みするのは止めておきましょう。
申込情報の嘘は通用しない!発覚すると審査落ちの原因になる
審査に通りたいがために、申込情報を偽る人が中にはいるようです。
しかし、アコムに虚偽申告は通用せず、発覚すると審査落ちになってしまいます。
アコムも虚偽申告に対する対策はしています。
たとえば、他社借入であれば信用情報を確認すればわかりますし、勤務先も在籍確認があるため誤魔化すことはできません。
年収も収入証明の提出も求めれば、嘘はすぐに見抜けます。
虚偽申告してもすぐバレてしまうため、申込情報は正直かつ正確に申告してください。
アリバイ会社の利用は絶対NG!
在籍確認の対策に「アリバイ会社」を利用しようとする人もいるようですが、この方法も絶対してはいけません。
アリバイ会社とは、ペーパーカンパニーを利用して在籍確認に対応してくれるサービスです。
このため、アリバイ会社を利用すれば、無職の人でも働いているように見せかけることができます。
しかし、アコムのようなカードローン会社はアリバイ会社のリストを持っているとされています。
よって、アリバイ会社を利用してもバレてしまう可能性があるのです。
アリバイ会社を利用をしたことがバレた場合は当然、審査落ちになる可能性が高いのでおすすめできる方法ではありません。
アコム審査まとめ
アコムの審査の合否はおもに「申込情報」と「信用情報」によって決まります。
そのため、審査落ちになる原因は次の6つがほとんどです。
- 職に就いていない
- 毎月収入がない
- 年収が低すぎる
- 他社の借入額や件数が多過ぎる
- 信用情報に延滞記録がある
- 信用情報に金融事故の記録がある
逆に言えば、上記の6つに問題がなければ、アコムの審査に通過して借入ができる可能性があると言えるのです。
お金を借りる審査と聞くとかなり厳しいものをイメージする人も多いかと思いますが、アコムの審査はそこまで高難易度ではありません。
過度な心配は不要ですので、審査に通りそうなら、思い切って申し込みしてみましょう。